兵庫県|海・山・都市が調和する多彩な地域

兵庫県|海・山・都市が調和する多彩な地域
兵庫県は、本州の中西部に位置し、北は日本海、南は瀬戸内海に面する、地理的にも文化的にも多様性に富んだ地域である。
南部の神戸市は、開港以来国際色豊かな街として発展してきた。異国情緒漂う街並みと先進的な都市機能が共存し、港町としての歴史とモダンなライフスタイルが調和している。また、六甲山の山並みと海に挟まれた美しい地形は、神戸の魅力のひとつでもある。
一方、内陸には世界遺産・姫路城をはじめとする歴史的資産が残り、白鷺城と称されるその優美な姿は、日本建築の粋を今に伝えている。また、有馬温泉は日本最古の温泉地のひとつとされ、古くから多くの旅人の疲れを癒やしてきた。
さらに、日本海側の但馬地方では、冬の味覚・松葉ガニや但馬牛といった食文化が根づき、自然と共にある暮らしが色濃く残されている。豊岡市では、伝統的な鞄づくりの技術が受け継がれ、「豊岡鞄」は全国的にも高い評価を得ている。
海と山、都市と田園、歴史と現代が調和する兵庫県は、多様な表情を持ち、それぞれの地域が独自の文化と魅力を育んでいる。
県庁所在地
- 神戸市
主要都市
- 神戸市
- 姫路市
- 西宮市
人口
- 約540万人
主な観光地・イベント
- 姫路城
- 有馬温泉
- 明石海峡大橋
郷土料理
- 明石焼き
- 神戸牛
工芸品
- 播州そろばん
- 丹波立杭焼

明石海峡大橋。夜明け前の静寂に包まれた幻想的な青のグラデーション。

有馬温泉。日本三古湯のひとつに数えられる、歴史と風情あふれる名湯。

姫路城。白鷺城とも呼ばれる、日本を代表する世界遺産の名城。

神戸ハーバーランド。海と街が調和する美しいウォーターフロントエリア。

明石焼き。ふわふわの卵生地にタコを包み、だしにつけて食べる兵庫県の郷土料理。