秋田県|雪国に息づく伝統と暮らし

秋田県|雪国に息づく伝統と暮らし
本州の北、日本海側に位置する秋田県は、雪深い地域として知られている。
米の生産地としても名高く、秋田で育まれた「あきたこまち」は、全国的にも評価の高いブランド米として知られている。その美味しさは、清らかな水と寒暖差のある気候、そして長年にわたり培われた農家の技術によって支えられている。
また、秋田県は伝統文化が今なお息づく地域でもある。中でも有名なのが「なまはげ」で、大晦日に鬼のような姿で現れ、怠け者や悪い子を戒めるという行事は、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている。
春には満開の桜、夏には雄大な緑、秋には色鮮やかな紅葉、そして冬には一面の銀世界と、四季折々の景観が広がるこの地域には、古くからの暮らしと文化が今も静かに根づいている。

県庁所在地
- 秋田市
主要都市
- 秋田市
- 大館市
- 横手市
人口
- 約95万人
主な観光地・イベント
- 角館の武家屋敷
- 田沢湖
- 男鹿半島
- なまはげ伝承館
郷土料理
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きりたんぽ鍋
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はたはた寿司
工芸品
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樺細工(樺材を用いた小物)
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曲げわっぱ(大館曲げわっぱ)

雄大な湖を背景に佇む金色のたつこ像(田沢湖,秋田)

15mの巨大なまはげ像が人々を迎える男鹿市,秋田

歴史ある武家屋敷と桜並木が美しい角館は「みちのくの小京都」とも言われる

古くから信仰の山として大切にされてきた秋田県のシンボル「鳥海山」

車窓からの風景が非常に美しいことで知られる五能線